実践的なAI人材育成サービスを提供する「iLect」(運営:AI総合研究所「NABLAS」)は24日、AIのモデルの学習を行う上で欠かせない高性能のGPUをクラウド上で利用できるプログラミング環境「iLect System」の次世代バージョン「iLect System Ver.2」の提供を開始したと発表した。
iLect(提供: NABLAS)では、GPUが利用可能なプログラミング・科学計算環境として、「iLect System」を提供してきた。今回リリースする「iLect System Ver.2」は、新たに設計をゼロから見直し、フルスクラッチで構築した。
今回、大幅に計算環境が増強されたことで、より大規模なAIのモデルを扱うことや、より速く学習プロセスを実行することができるようになった。また、起動時間が短縮された他、深層強化学習の機能などが強化されたことで、より快適にAIのモデルを構築することができるようになったという。