ソニービジネスソリューションは18日、日本漢字能力検定協会の学習支援コンテンツ「かんじのじかん」に、AIアナウンサー「荒木ゆい」ボイス・プラットフォームサービスを提供したと発表した。本コンテンツは、5月20日から5月29日まで公開される。
「かんじのじかん」は、新型コロナウイルスの拡大により、家庭で過ごす時間が多くなった子どもたちが、学校再開に向けて学習習慣を取り戻すことを目的とした、学習支援コンテンツ。
「荒木ゆい」と、漢検オリジナルキャラクター「くまのつぶたろう」の掛け合いで、その日の日付に合わせた画数の漢字を学ぶ「漢字画数カレンダー」や、ニュースで漢字学習ができる、漢検の無料アプリ『漢検とニュース』(協力:読売新聞社)から気になるニュースを紹介する「漢検とニュース」、熟語を学べる「今日のラッキー熟語」などの学習コンテンツを提供する。
動画は平日の朝8時15分に日替わりで公開される。毎日決まった時間に楽しく学べる動画を公開することで、学校再開に向けて学習習慣を取り戻したい子どもたちの学習をサポートする。
「荒木ゆい」は、Specteeが開発した音声読み上げサービス。文章を音声で読み上げる「Text to Speech(テキスト トゥ スピーチ)」技術にディープラーニング(深層学習)を取り入れて、実際にアナウンサーが読んでいる約10万件のニュース音声を機械学習したことで、より人に近い滑らかな発音を実現している。また、読み上げたい内容をパソコンにテキスト入力するだけで音声データを生成できるため、収録機材や特別なスキルなしで、音声読み上げサービスを活用できる。