auじぶん銀行は20日、「auじぶん銀行日本PMI」(日本PMI)や人工知能(AI)、日本の株価の過去推移を使って、今後のTOPIX(東証株価指数)を分析・予測する「AI日本マーケット予測」の提供を開始した。
日本PMIとAIを用いて日本の株価トレンドを分析・予測するサービスを提供するのは邦銀初だという。
本サービスでは「今月の日本株価トレンド」と「5営業日後のTOPIX予測」の2つのコンテンツを提供しており、顧客の株式投資などの資産運用の指標として役立てることが可能。
「今月の日本株価トレンド」は毎月日本PMIの確報値が発表された後、日本PMIとTOPIXの過去1カ月の動きから今月の日本株価トレンドを分析。「5営業日後のTOPIX予測」では5営業日後のTOPIXが上昇するか、下落するかをAIが予測する。
auじぶん銀行は、2017年6月に「AI外貨予測」を開始。「AI外貨予測」の的中率は約7割という高いパフォーマンスを維持し、また、UI/UXに高い評価を受け国内外のアワードを受賞している。本サービスは、この「AI外貨予測」に続くサービスとして、AIやビッグデータ解析などの技術に強みを持つフィンテックベンチャーのAlpacaJapanとの共同開発によって実現したもの。
また、本サービスは、2020年5月20日にバージョンアップした「じぶん銀行スマートフォンアプリ」で利用できる。スマホアプリ上では為替チャートや「AI外貨予測」と同じ「マーケット情報」のカテゴリに配置するとともに、auじぶん銀行と同じくauフィナンシャルグループのauカブコム証券において人気のある投資信託も掲載しており、顧客がより幅広い商品を検討・購入することを可能にするという。