Rootは20日、「誰でもはたけシミュレータ」をリリースした。
「誰でもはたけシミュレータ」は、URLにアクセスするだけで利用できる簡単手ごろな農業IoTサービス。データ表示・積算シミュレータ・積算気温の予測・通知の三機能を提供している。
開始日と終了日を設定してデータを取得し、グラフと表で閲覧できる「データ表示」機能。
「積算シミュレータ」は、平均気温・降水量・日照時間を使用した積算シミュレータ機能。
開花・収穫日の予測や、目標収穫日から遡っていつ種まきをすればいいかといったシミュレーションでの使用を想定している。
「積算気温の予測・通知」機能は、設定した開始日から、実績値の積算気温が100℃積み重なるごとにメール通知を自動送信。メール本文とリンクに案内されるページで、設定した目標積算気温に到達するまでの日数や到達予測日などを確認できる。
データは気象庁が公開している約40年分を整理して使用しており、日別の数値は毎日自動で追加更新される。利用者に提供する専用ページは、Rootが運営する「はたけあそびネット」上に設置され、あそびネットに集まる各地の作物の生育状況を参考にしながらシミュレーションを行うこともできるという。