大阪大学発のベンチャー企業であるAI Samurai (エーアイサムライ)は18日、AI特許類似文献評価システム『AI Samurai』に、入力した発明内容からAIが検索式を自動的に生成する「AIコラボ検索(通称:NINJAモード)」という新しい機能を搭載すると発表した。
発明内容を文章で入力すると、入力された文章からAIが調査のための検索式を自動的に生成。これにユーザーによるチェックを加えて検索式を修正したうえで、AIが類似文献の一覧を表示することが出来る新しい機能だという。
NINJAモードは、AI特許文献評価システム『AI Samurai』の使用方法と同じように、「発明内容」を文章で入力すると、AIが類似文献を抽出する仕組みを可視化し、検索式を自動的に生成する。また、生成された検索式は人が編集することも可能で、従来の特許検索システムのように検索式の作成から公報のレビューも可能としている。これによって、AIと人間がコラボレーションする特許調査を体感することができるという。
NINJAモードの詳細につきましては、AI Samurai知財革新セミナー第8弾として2020年7月3日に開催予定の特別記念セミナーでも紹介する。