The Personal Robot (temi)の国内総代理店であるhapi-robo st (ハピロボ)は18日、世界のどこからでも「自らがあたかもそこにいるように」コミュニケーションできるパーソナルロボット「temi」を活用したリモート接客が、今すぐ実現できることを知ってもらうために、ロボットとスタッフがテレワークにてリモート接客を行うショールームを6月26日までの期間限定でオープンした。
二子玉川 蔦屋家電(東京都世田谷区)1階にある、テクノロジーが集結する未来の暮らしを『発見』できるエリア「Tech Front」にオープンしているショールームには、遠隔から操作できる temi とモニタ付きパソコンが配備されている。スタッフはテレワークで自宅や会社などの遠隔地から、自律走行ができる temi でショールームを自在に移動しながら談話したり、商品説明資料や価格比較などをパソコン画面で共有することで、「自らがあたかもそこにいるように」顧客とのコミュニケーションを行う事ができる。
また、temi のモビリティーや音声対話機能を活用したアプリケーションを動作させることにより、ショールーム内の自動案内や巡回のデモンストレーションを実施している。このような自動化と人によるコミュニケーションを上手く組み合わせることで、店舗や現場における、より魅力的かつ生産性の高い接客を目指しているという。
今回のようなショールームの仕組みは、店舗における導入前後のタッチポイントのフローに大きな変化がなく、比較的容易に構築できるため、インフォメーションでの案内、病院での回診、展示会場での接客、介護施設での見守りなど、temi の活躍の場が国内外で広がっているという。