ネッコスは6月30日、これまでの機械的な人工知能(AI)とは違った新しいAIコミュニケーションの提案のため、より人間同士の対話に近いやり取りが可能な人工知能(AI)搭載キャラクター「おばあちゃん・みならいちゃん」をリリースした。
まずは、第1弾として店舗の混雑状況確認、商品案内等をメインに実証実験をはじめ、来店客を対象に、自然な対話や面白いと感じられるコミュニケーションを体感してもらうため、実証実験の準備を進めているという。
ネッコスは、これまでLINE APIを用いた開発をメインに、店舗やECサイトの運営・接客をサポートするサービスを提供してきた。
その中の一つとして、店舗やECサイトと連携しLINEでサービスを提供するシステム「ききなす(KIKINAS)」から誕生した2つの人工知能(AI)搭載キャラクター『おばあちゃん・みならいちゃん』は、店舗やECサイトの商品・サービス案内やコミュニケーションのサポートを行う。
現在は、第一フェーズの「コミュニケーション」にフォーカスした機能で、コワーキングカフェ「comfull(コンフル)」との実証実験をスタートするため、実証実験の準備を進めている。
急速に数を増やし続けるAIや複雑化するアプリには、「複雑で使いづらい」「コミュニケーションが一方的に感じる」「売上や効率化を求め大衆画一化している」などの課題点があるという。
人工知能(AI)搭載キャラクター『おばあちゃん・みならいちゃん』は、ユーザーに「伝わる・繋がる」会話の面白さを第一に体感してもらうべく、まるで人と対話しているかのようなAIコミュニケーションの実現を目指したという。