東京警備保障は10日、受付や警戒業務を省人化し、コスト削減や感染症対策を想定した「アバター警備&接客」を7月中旬から順次提供すると発表した。
アバター警備&接客の特徴は、「遠隔地からの警戒や接客で、現場の省人化によるコスト削減が可能」、「一気通貫のサービスで、ロボットから遠隔スタッフまで全てサポート」、「コロナ禍等による感染症対策にも有効」の3つ。
昨今、日本社会は人口動態の変化や働き方改革による人手不足によって、リモートワークやオートメーション化等の環境整備や効率化が求められている。又、コロナ禍によってそれが急激に加速している。
同社においても切迫の課題としている中で、ロボットを遠隔地から自分の分身として動かせるアバター型のロボットであれば、通常の受付業務や警備業務に加えた遠隔サポートが可能となり、コロナ対策としての対面接触の減少や省人化に寄与する事が出来るのではないかと考え、アバター警備&接客を提供する事にしたという。
今後の展開として、ハンディキャップのある人や介護等の事情により在宅せざる負えない人を、積極的に雇用していく事を目指すとしている。