ハンモックは16日、OCRソフト「AnyForm OCR」をベースにした「AnyForm AI OCRサービス for LGWAN」が、地方公共団体で実証実験を開始したと発表した。既に複数の団体が実証実験を行っており、本番稼働に向けて技術サポートを提供していくという。
地方公共団体は、様々なサービス提供を行うため、日々大量の書類が発生している。特に窓口業務では多くの書類を取り扱っており、その入力処理の効率化が課題となっていた。その解決策としてOCRは有効的だが、多くの個人情報を扱うため、パブリッククラウド型OCRを利用することができなかったという。
この課題を解決するため、セキュアな閉域網であるLGWANでもAnyForm OCRが利用できるよう「AnyForm AI OCRサービス for LGWAN」をリリースした。AI OCRエンジンを活用するため、申込書などにある手書き日本語文字も高精度に文字認識することができる。
今回、AnyForm AI OCRサービス for LGWAN を提供するにあたり、より多くのユーザーに紹介する機会を得るため新規に販売する「AnyForm AI OCRサービス for LGWAN パートナー」の募集を開始している。