RPAホールディングスの子会社で、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)/Digital Labor(仮想知的労働者)のベーステクノロジーを提供するRPAテクノロジーズは27日、ドキュサイン・ジャパンが提供する「DocuSign eSignature」を2019年から導入し、自社経理業務の作業工程を1/5程度まで削減し、また、RPAツールBizRobo!との連携でさらなる業務の効率化を実現できる活用に着手したと発表した。
RPAテクノロジーズは、ドキュサインを自社RPA 製品の「BizRobo! mini」と新サービスの 「BizRobo! Paper-free」の申込書で利用している。以前は、Excelで作成した申込書を印刷し郵送したものを、顧客に押印してもらい、スキャン後PDFで申込書データを送り返してもらうフローがあり、さらにその後、顧客の情報を手入力し、アカウントを発行する工程だった。申込みからサービスの提供まで5営業日ほどの時間を要していた為、「BizRobo!」の導入を急ぐ顧客にとって、スムーズな導入が課題となっていたという。
ドキュサイン導入後は、顧客が申込みフォームに入力すると自動連携している kintone[A1] にデータが保存されると同時にドキュサインに転送、自動生成された申込書をメールで送信、顧客はオンライン上で押印することができる。
電子署名を使用することにより、紙業務から解放されペーパーフリーによる業務プロセス自動化されることにより、サービス提供まで最短1日まで短縮することができた。また、データの手入力が不要になったことから、打ち間違いなどのエラーも削減できたという。
今後、RPAテクノロジーズは、ドキュサインのユーザー兼製品販売パートナーとして紙業務への課題を感じているユーザーの業務プロセス改善のため活動を開始。その第1弾として、「電子署名×RPA」~リモートがさらに進化~ウェブセミナーを開催し、同社の社内活用事例を紹介する。