リマールエステートは6日、AIとブロックチェーンで不動産トークン化を提供するCM2(香港)と、アジアの不動産DXを加速化するためにパートナーシップを締結したと発表した。
今回のパートナーシップにより、両社は情報と技術を相互に活用することができるようになる。これにより、両社にとって新たな収益源が即座に創出されるだけでなく、グローバルな競争環境の中で市場シェアを獲得するために最も重要な要素である、新たな地域での新サービスの市場投入までの時間を短縮することができるという。そして、高品質かつ非公開の物件が海外投資家に瞬時に提供されるようになり、国内外の顧客双方にメリットが生まれる。リマールエステートにとっては、日本以外の北アジアにおけるCM2の強力な投資家ネットワークにアクセスすることができ、CM2にとっては、日本市場を開拓する道筋となる。
海外での不動産投資においては、複雑な法律や規制のプロセス、購入後の物件管理、キャッシュフローの透明性、そして、テナントとのコミュニケーションなどが、投資の妨げになることがある。CM2プロパティプラットフォームでは、購入プロセスをスマートコントラクトと統合し、購入から継続的なメンテナンスや税務までのキャッシュフローをオンラインで追跡できるため、そのような問題を解決するという。