不動産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するAMBITIONは14日、賃貸物件のLTV(契約における通算収益)を最大化することが可能となるAI(人工知能)によるアルゴリズムを開発いたしましと発表した。
これにより、同社および同社グループで展開する賃貸管理物件および仲介物件について、属人化することなく、最適な賃貸条件を算出することができ、利益の最大化を図ることが可能になるという。
本技術は、アナログな不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進するAMBITIONグループの取組みの一環だという。
AMBITIONは、都心でデザイナーズマンションの賃貸管理事業を中心に展開する不動産会社で、2007年の設立以来、管理物件の安定的な増加と共に業績は急拡大している。また、顧客満足度の向上を目的とした様々な決済方法の導入やAI(人工知能)を取り入れた自動接客システム「AIチャット」など、不動産テック会社としてテクノロジーを積極導入し、不動産業界の業務効率化をリードしている。今後は、開発・企画・仕入れ・賃貸管理・売買仲介・賃貸仲介・販売・保険までをワンストップでカバーし、顧客の多様なニーズに応えることを戦略に掲げている。
AMBITIONグループの中期方針としては、ストックビジネスである賃貸管理事業の安定成長を主軸に、RPA事業が新たな成長ドライバーとして機能することで急角度の成長を目指している。
今後も、プロパティマネジメント事業、賃貸仲介事業、インベスト事業、不動産開発事業、少額短期保険事業等、一気通貫したサービスに加え、従来型の不動産業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進することで、不動産業界のさらなる進化を目指していくという。