オシンテックは19日、海外法規制のトレンド解析ツール「RuleWatcher PRO」を、月額利用料1万円で販売開始した。
「RuleWatcher PRO」は、企業活動に欠かせなくなっている、海外の法制プロセス情報を、最新のテキスト解析技術で容易に収集・可視化することを可能にした。
温室効果ガスの排出やプラスチック汚染などの環境に関する規制や、生体認証などの新しいテクノロジーに絡む個人情報保護の規制は、目まぐるしく変化しており、国境を越えて多くの事業活動に影響を与え始めている。
海外展開を行う企業はもちろん、外国籍のユーザーのデータを扱う企業にとって、こうした規制への対応の不備は、大きな事業上のリスクとなる。また、そうした企業をクライアントに持つ法律家やコンサルタントなど、アドバイザリーサービスを行う人にとっても日々の情報入手が極めて重要になってきている。
このような環境下においても、多様な言語の膨大な情報源から、網羅的に最新の情報を追うことはこれまで大変な困難を伴ったという。
RuleWatcher PROは、G20の国々を中心に500を超える、議会・行政・司法、国際機関、大手NGO、金融機関等の一次情報に限定してクローリングし、最新のテキスト解析のテクノロジーを用いて、分類・可視化する国内初のソリューション。
RuleWatcher PROは、そのような課題を持つ海外輸出/海外拠点のある企業の担当者、国際弁護士、ESG投資コンサルタント、研究者におすすめだという。利用料金は、1アカウントあたり月額1万円(研究者・学生については、月額4980円のアカデミック割を適用)で提供する。