Rapyuta Robotics、AMRの新機能を日通倉庫向けに提供開始

ロボティクスプラットフォームを提供する、Rapyuta Roboticsは27日、物流倉庫向け協働型ピッキングアシスタントロボット(AMR)に新機能を実装し、日本通運が運営する倉庫で提供開始したと発表した。

同社が提供するAMRは、ピッキング業務の中でも荷物の「運搬」部分を自動化し、作業者が荷物を棚からとる作業に集中してもらうことで効率化をはかるもの。通常は作業員一人あたり2~3台程度のAMRが現場に配備されるが、これらは特定の作業者と紐付いて動くわけではない為、いかに作業者が協働すべきロボットを効率的に見つけるかが作業効率を高める上で重要になる。これまで、同社のAMRは、ウェアラブル端末上でどこにAMRがいるかを表示させる方式、作業員が特定の区画を担当し、そこに来たAMRに対応する方式の2つを提供してきたが、AMRを探し、且つどれから対処すべきかを考えて行動する必要があり、負担となっていたという。

今回、同社は、ピッキング作業後、作業員がどこに向かえば次のAMRを見つけることができるかを画面表示する機能を実装した。これにより、同社独自の協調制御AIにより最短時間や最短歩行距離でピッキング作業を終了させられるよう最適化計算された解を、リアルタイムに活用できるようになったという。

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Rapyuta Robotics

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