AI論文解説メディア「AI-SCHOLAR(エーアイスカラー)」を運営するwevnalは1日、従来から展開していた日本語版に加え、英語版・中国語版を同時ローンチし、3カ国語展開となった発表した。
3カ国語展開にあたっては、多言語化支援ツール「DeepL」とAPI連携し、多言語対応の運営コストの大幅軽減を実現したという。
今回の英語版・中国語版展開の背景のひとつとして、日本語版の展開時から、すでに海外におけるAI-SCHOLARのニーズの高まりを感じていたことがあるという。海外からの一定数のアクセスだけでなく、AI-SCHOLARの取り組みが英語メディアで掲載されたり、中国語メディアで「日本を代表する権威あるAI技術メディア」として取り上げられたりするなど、海外での実績も積み重ねてきた。
今回、AI-SCHOLARの3カ国語展開にあたっては、多言語化支援ツール「DeepL」を活用している。DeepLは2020年の初めにニューラルネットワークの大幅な改善を行ない、翻訳精度が向上。DeepLを活用することにより、AI-SCHOLARの運営コストを大きく増加させることなく、3カ国語展開を実施することが可能となったという。今後AI-SCHOLARは、日本国内だけでなくてグローバルなAIメディアとして、ミッション「AIをどこよりも分かりやすく!どこよりも身近に!」の実現を追求していくとしている。