グリーンは15日、勤怠管理システム「Time-R(タイムアール)」の打刻端末としてサーマル測温機能付き顔認証端末を採用し、リアルタイムでデータ連携することで新型コロナウィルス感染対策と勤怠管理を同時に実現できるサービス提供を開始した。
現在、新型コロナ感染対策として多くのサーマルカメラが流通しているが、測温以外には活用できないものがほとんどだという。
そこで同社は、サーマルカメラの測温機能とAIを搭載した高性能な顔認証機能を持つ端末に、残業時間算出や有給休暇の自動付与機能を持つ勤怠管理システムTime-Rをリアルタイムで連携するシステムを開発した。
不正を防ぐ機能を使った遠隔地での打刻や、休憩時間の設定などテレワークに適した機能も充実。出勤の打刻時に発熱している従業員を発見するだけでなくテレワークの導入にも役立ち、企業の感染防止対策と働き方改革を1つで行うことができる勤怠管理システムだという。
勤怠管理システムTime-R(タイムアール)は、サーマル測温機能付き顔認証端末をオフィスの入り口などに設置、出社した従業員の顔認証と共に測温・マスク着用チェックと同時に出勤の打刻を行う。基準以上の温度、またマスクを着用していない場合は警告を発し、オフィスへの入室を防ぐ。
管理者は、従業員の位置情報、打刻時間、体温、マスクの状態、カメラで撮影した画像データを、リアルタイムでTime-R(タイムアール)の管理画面で確認することができる。