アシストは30日、これからAI導入にチャレンジする企業や、AIをもっと活用したい企業への新たな支援サービスとして「AI Buddy(エーアイ・バディ)」の提供を開始した。
AIをビジネスに適用するには、自社内でAI人材を育成し業務課題を解決していくことが重要だが、AIに精通した人材の確保はどの企業にとっても困難を極めているのが実情。アシストが2020年9~10月に実施したAIやDXなどのデジタル関連部門向けのアンケートでも、AI導入推進にあたっての課題や難しさに「人材不足」を挙げる回答が最多となり、AIの導入検討を進めながらも、なかなか最初の一歩を踏み出しにくい実態があるという。
今回提供を開始する「AI Buddy」は、データサイエンスの知識と資格を持ったアシストのデータサイエンティストがAIを適用する業務やテーマの選定に難しさを感じている企業、データサイエンティスト不在でAIリテラシーに不安を持っている企業、社内のデータサイエンティスト育成を推進したい企業に対し、伴走型で支援やサポートを提供し、顧客企業の自走を促進するサービス。頼もしい味方や親しい相棒を意味する英語の「バディ」になぞらえ、AIの導入推進にチャレンジする顧客企業の頼れる相棒として、一緒に課題解決を目指すという。
これにより顧客企業は、AIに関連する業務を外部に委託することなく、自社のメンバーを主力に据え、AI Buddyの伴走でスキルトランスファーを受けながら、AIプロジェクトの進行と自社メンバーの育成、AIリテラシーの向上を同時に実現できるという。