JOHNANは11日、産業用水中ドローン(ROV)「MOGOOLシリーズ」の新機種を11月15日から販売開始すると発表した。
新機種は小型化・軽量化により、ベーシックモデルに近い運搬性・操作性を実現したと同時に、マニピュレータやソナーなどのオプションも装着可能。本製品は、産業用途に特化しており、水中における「観察、作業、点検、測量」等の業務に利用することが可能。
MOGOOLシリーズは、「公共インフラの老朽化と潜水士の不足」と「水生生態系(海洋生態系も含む)の保全や良質な水産資源の確保」の2つの社会的な課題解決を目指して、同社では2019年4月からスマートアンダーウォーターソリューション事業として、人工知能のベンチャー企業tiwakiと連携して取り組んでいる。
この事業は、技術の優れた海外の水中ドローンベンチャー企業の量産支援をきっかけに開始し、経済産業省のStartup Factory(スタートアップファクトリー)構築事業にも採択されている。