講談社、ロボット「ATOM」が「石巻市SDGs広報大使」に就任

講談社は12日、漫画の街・石巻市の「SDGs広報大使」に、同社の鉄腕アトムのロボット「ATOM」が就任し、石巻市の亀山紘市長から、任命式が行われたと発表した。

これは「石巻市-講談社SDGs推進連携協定企画」(SDGs推進企画)の一環として発表されたもので、自治体と出版社がタッグを組んで、キャラクターの力とコンテンツの展開力を生かした新しいチャレンジだという。ゲストには、鉄腕アトムの産みの親である手塚治虫氏の手塚プロダクション取締役・清水義裕氏、吉本興業SDGs担当・横澤夏子氏が臨席した。

任命式では亀山紘市長自ら、「ロボットATOM」に任命状を手渡し、ATOMは、「一生懸命がんばります!」と拝命。亀山市長は、「ATOMを地元の高校生が組み立てることで、IT人材の早期からの育成に役立てたい。漫画の街・石巻市の未来に向けてのチャレンジを、もっとたくさんの人に知ってもらうためにも、SDGs広報大使として期待しています」と語った。

ゲストの手塚プロダクション取締役の清水義裕氏は、「手塚治虫も30年前に、まだ「持続可能」という言葉はなかったが、経済と社会だけでなく、「環境」という概念を発信していた。ATOMロボットに頑張ってもらいたい」とコメント。同じくゲストの、吉本興業SDGs担当の横澤夏子さんは、「母親になって、SDGsということをより考えるようになりました。ロボットATOMは、子どもたちや高齢者にとって、とても親しみやすい存在になると思います」と、語った。

実際には、ロボットATOMは、石巻市の市庁舎や公民館で「SDGs広報大使」として市民に親しんでもらいながら、3つの手法で、SDGsを啓発する。

まず、人気漫画家・まずりん氏が描き下ろした「SDGs漫画小冊子」を10万部無料配布するほか、「SDGs解説ショートアニメ」、SDGsの17項目を博物館をめぐる仕立てでガイドする「SDGsアプリ」をiOS、androidでリリースするなど、全世代に遡及するための表現方法で、市民に石巻市のSDGs施策をわかりやすく説明し、毎日の生活のなかでできるSDGsの実践例を広く推進していくという。

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