Roxyは27日、同社が開発、販売する「Roxy AI」で、少量サンプル、高速高精度、使いやすさといった特徴はそのままに、不良種別の特定に対応したと発表した。
「Roxy A」は、工業製品の外観検査、食品等の異物混入検査など、従来の画像検査処理では検出できなかった不良を、高速・高精度に検出できるパッケージソフトウェア。検査の自動化を通じて、検査コストの削減や省人化対策、品質安定化などに貢献する。
「Roxy AI」は、AIに不慣れな現場の人がAIを作成できるよう、様々な特徴的機能が備わっている。今回のバージョンアップによって、従来の不良の有無判定(違和感検知)に加えて、不良種別の特定に対応した。
不良種別毎の発生数や発生率の推移などを把握することで、品質維持のための予防保全、生産工程改善などにつなげることが可能だという。