ビースポーク、AIチャットボット「Bebot」に子育て支援機能が追加

ビースポークは2日、1月22日から、AIが学習支援を行うサービス「子育て支援チャットボット」を、城ヶ倉観光が運営する企業主導型保育事業所ひまわりにて導入・実証実験を開始したと発表した。

時間が足りない共働き家庭・ひとり親家庭ならびに深刻な保育士不足に直面している保育施設においてチャットボットを活用したこども向け学習支援を提供することで、日本の教育レベルの向上に貢献するとしている。

実証実験について
(1)目的
ア. 園児に利用されるかどうか、利用される場合、実際の利用傾向
イ. 実際に学習支援に役に立ちそうか(保育士からのコメント、園児の満足度等)
(2)実施期間
2021年1月 22日(金)から
(3)実施施設
企業主導型保育事業所ひまわり
(4)対象利用者
園児:0歳児(生後2カ月)~6歳(小学校入学前)
(5)利用開始方法
タブレットにて指定URLにアクセス
(6)途中経過
・利用回数:255回
・総チャット時間:2.4時間
・平均利用時間:5.6分
(7)園長先生からのフィードバック:
・0~1歳児:コンテンツの内容は理解できていないものの、動画を楽しんでる
・2歳~5歳児:コンテンツの内容を理解し、コンテンツの内容を復唱する光景が何度も見られた
(9)保育士の先生からのフィードバック:
・家庭でも親が会話をしながらチャットボットを併用すれば効率的な教育ツールになると言う意見があった。
・一定の効果があるが、会話でのコミュニケーションと融合させると効率的に教育に導入できる、可能性としてはまだまだ広がる余地がある。
(10)園児達の主な反応:
・チャットコンテンツの内容、「優しくしてもらったら、なんて言うの?→ありがとう」を復唱している光景が目についた。
・園児が小さいクラスでは保育士が使用して、その後に絵本と合わせて教育してた動画では、コンテンツを見終わった園児たちがコンテンツの内容を理解して復唱する場面が見られた。
ーご飯を食べる時は、いただきます
ー食べ終わったら、ごちそうさまでした

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企業主導型保育事業所ひまわり

ビースポーク

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