アストロラボ、契約書保管クラウドサービス「ContrFinder」にAI自動入力機能を搭載
- 2021/2/24
- ビジネス
- 契約書保管クラウドサービス, 画像認識AI
UI/UXに注力した業務効率化のためのシステム開発を得意とするアストロラボは、契約書保管クラウドサービス「ContrFinder(コントラファインダー)」で初の大型アップデートを実施。独自の画像認識AIにより読み取った内容から、重要な契約情報の自動入力・入力補助することで、契約書登録の手間を大幅に軽減すると、24日に発表した。
ContrFinderは1月7日のリリース以降、コロナ禍のニューノーマルな働き方に後押しされ、多数の顧客から問い合わせがあったという。
初の大型アップデートでは、待望のAI自動入力機能を実装。今までは契約書名、関連する日付、契約相手方は入力の必要があったが、これらの契約書管理に欠かせない情報を、読み取った契約書内容から自動入力・入力補助できるようになった。
締結日、発行日、満了日といった関連する日付や契約相手方は、読み取った情報から候補を表示。選択することで間違いのない登録ができる。契約書情報の中でも入力頻度の高い項目を自動入力・入力補助し、登録の手間を大幅に軽減した。
契約書保管クラウドContrFinderは、「製本されたままの紙の契約書をアプリで読み取る」、「PDF化された契約書をドラッグ&ドロップでアップロード」の2つの方法で契約書を取り込み、独自のOCR処理によって本文を全文検索可能な状態にする。
しかも、本文は全て独自の暗号化処理(特許出願中)を行う。一般的に、暗号化した文章は検索することが出来ないが、独自に開発した暗号化および暗号文検索ロジックにより、暗号化された状態のまま、一般的な全文検索と同等のスピードでの検索を可能にしたという。