KCCS、AI蔵書点検サポートサービス「SHELF EYE」を提供開始

京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は25日、本の背表紙画像をAIで解析して蔵書点検の効率化を支援するAI蔵書点検サポートサービス「SHELF EYE(シェルフアイ)」を提供開始した。

図書館の蔵書を点検する蔵書点検は図書館の重要な業務のひとつだが、図書館運営の大きな負担にもなっている。人手不足が深刻化するなか図書館を一定期間休館にし、職員総出で数万冊におよぶ蔵書をバーコードで1冊ずつ読み取る作業は膨大な時間と工数を要し、またRFIDによる効率化は全蔵書にICタグを貼付する工数や機器の導入コストが課題と言われている。

KCCSはICT技術を活用して蔵書点検業務の効率化を支援すべく、2019年11月から本の背表紙画像をAIで解析して蔵書点検をサポートするシステムの開発をスタート、グループ会社のRistと共同でAIを開発し、2020年3月から船橋市西図書館の協力で実証実験を進めてきた。このたび本システムを業界初(同社調べ)のAI蔵書点検サポートサービス「SHELF EYE」として提供開始した。

AI蔵書点検サポートサービス「SHELF EYE」ではタブレット端末を用いる。カメラ機能で撮影した複数冊の背表紙画像を独自開発AIが解析し、背表紙ごとに1冊ずつ本を特定。本を1冊ずつ手に取り確認することなく、まとめて確認することができ、蔵書点検における本の読み取り作業を効率化する。確認結果は点検用CSVデータに出力、CSVデータの取り込みが可能な図書館システムであれば利用できる。専用の機器も必要としないため導入コストを抑えつつ蔵書点検業務の効率化を図ることが可能。さらに「SHELF EYE」は背表紙画像を解析して本のISBN(国際標準図書番号)を特定する仕組みのため、どの図書館でも利用できるという。

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「SHELF EYE(シェルフアイ)」

京セラコミュニケーションシステム(KCCS)

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