Azmee Inc.は17日、同社の Embedded AI 技術を搭載し、昨年5月19日に発売開始した〈Safety2.0 レベル1〉コンポーネント認証取得の特殊車両用安全AIカメラシステム「ACUC-0002」に新たに設計した「走行・旋回センサーユニット」と、車種別に合わせた専用のハーネスとブラケットを同梱した取付キット3機種を設定し、ラインナップに追加すると発表した。
Azmee Inc.は、Embedded AI 技術を使ったシステムの研究開発を行っているハードウェア・スタートアップ。〈Safety2.0 レベル1〉コンポーネント認証取得)の特殊車両用安全AIカメラシステム「ACUC-0002」は、実証導入から含めると数百台の装着実績と1年以上に渡る稼働実績に達し、様々な事業者から評価さてれいるという。
今回、初の改良を加えて用途の多かった車種別に3種類の取付キットとしてラインナップを追加した。また、これらの取付キットには各車種専用のハーネスおよびブラケット類などを見直し、新設計の「走行・旋回センサーユニット」を同梱することによって、装着作業にかかる時間がおよそ半分で済むようになり、現場での作業がより一層効率的になった。
中型フォークリフトでは前進の荷扱い時にのみAIの警告をオフしてオペレーターの負担を軽減、通常の後退時には時速15kmまでAIの警告をオンとして接触災害を未然に防ぐ。また、走行中に近づいてくる作業員に対して、社外品の警告スピーカーなどを連携し駆動できるので危険範囲からの立ち去りを促す運用ができる。
建設機械では作業開始する直前まで周囲が無人になっているかを1秒も漏らさずAIが警告を行う。無人となった(警告されない)後に作業を開始、作業中は周囲に社外品の警告ランプ、スピーカーなどを連携し駆動できるので立ち入り禁止を知らせる。どちらも、内部の設定によって機器連携方式を選べるで、現場の運用方法に合わせて最適化が図れまるという。