SkyDrive、井上国際博覧会担当大臣が空飛ぶクルマ」の実機と開発現場を視察

「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに掲げ、「空飛ぶクルマ」と「物流ドローン」を開発する、SkyDriveは27日、2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、同社の「空飛ぶクルマ」の実機と開発現場の視察に、井上信治国際博覧会担当大臣が来社したと発表した。

井上大臣は、2020年8月に世界初公開飛行を実現させた空飛ぶクルマの試作機「SD-03」に試乗した後、開発拠点の一つである豊田テストフィールドの屋内飛行試験場、屋外飛行試験場、開発現場を視察。視察時には、井上大臣から「飛行試験場の確保や国産部品調達など、開発の難しさについて理解しました。国として必ず実現したい事なので、ぜひ協力したい。安全に十分に注意して頑張って欲しい」と、同社や「空飛ぶクルマ」の実用化への期待を述べたという。

2018年12月、「空の移動革命に向けた官民協議会」(経済産業省、国土交通省が共同事務局)においてロードマップがとりまとめられ、「空飛ぶクルマ」は、都市交通、観光、医療や災害対策など、幅広い分野での利活用が見込まれる新たな産業、サービスと期待されており、2023年度からの実用化の実現を目指し、取組みが行われている。

大阪でも「空飛ぶクルマ」の実用化が期待されており、大阪を舞台に、空飛ぶクルマの社会実装に向けた動きを加速するために、2020年11月には、具体的かつ実践的な協議・活動の核となる「空の移動革命社会実装大阪ラウンドテーブル」(事務局:大阪府)が設立された。

同社は、引き続き、2025年の大阪・関西万博を見据え、まずは2023年度の大阪湾岸での事業開始を一つのマイルストーンとし、各ステークホルダーと連携しながら、期待に沿えるよう開発を推進していくとしている。

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2025年日本国際博覧会協会

SkyDriv

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