TRUST SMITH、マスキングAIの代理店向け販売を開始

TRUST SMITHは29日、マスキングAIの代理店向け販売を開始したと発表した。改正個人情報保護法の公布により個人情報の取り扱いが注視される中、様々な映像の汎用的な使用を可能にするもの。

近年、ドライブレコーダーの普及により、交通事故における情報の記録・処理が容易となってきた。

事故の際の事実確認としての役割を果たすことはもちろん、AIの学習にも利用することができることから、道路状況や風景のデータバンクとしての価値が高まっている。

一方、記録される映像には、顔や車のナンバープレートなど、多くの個人情報が含まれる。
個人情報が含まれた映像の公開や他社への引き渡しは、個人情報の流出による、風評被害につながる可能性がある。

個人情報保護法の改正に加え、プライバシーの保護が世論的により重要になっている今、ドライブレコーダーの映像はもちろんのこと、様々な映像の中の個人情報を取り除くことがより重要になってきている。

マスキングAIは、個人の顔面や、車のナンバープレートなど、個人情報に関わる要素を自動で認識し、該当箇所をモザイクのように自動で消し込む技術だ。この技術は、大きく2つの特徴を持つ。

①オンプレミスでの映像処理が可能
既存の映像処理技術では困難だったオンプレミスでの処理が可能となり、撮影される映像に対して、個人情報を特定し、取り除くことができる。
ローカルネットワークで処理することができるため、個人情報を確実に保護することができる。

②高精度での映像処理が可能
最先端の技術を活用した独自のライブラリにより、情報量の多い高精度の映像に対しても高速で処理することができる。

同社はこれまで、トラックの自動運転技術の開発を始め、モビリティ分野での技術開発を進めてきた。

そして、今後特にモビリティ分野において、マスキングAIの重要性が一層高まると推察している。例えば、ドライブレコーダーにより蓄積された膨大な交通事故データを継続的に取得することができれば、交通事故の原因の識別や、交通事故の発生確率の予測が可能となり、交通事故の発生件数の削減の重要な布石となる。

また、マスキングAIが社会に普及すれば、個人情報の取り扱いの観点で使用が制限されるあらゆる場面において、映像の取得が可能となり、様々な映像が汎用的に使用可能となる。
映像を活用したあらゆる領域において、本技術は、今後ますます必要不可欠なものとなるという。

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