最先端AI技術の開発・提供を行うCogent Labs(コージェントラボ)は20日、AI OCRサービス「Tegaki」のアプライアンス向けエンジン「Tegaki Appliance」を開発し、パートナー企業へのOEM供給を開始したことを発表した。
AI OCRサービス「Tegaki」は2017年8月の提供開始以来、これまでさまざまな業界業種のユーザーに利用され、書類のデータ入力業務の効率化を推進してきた。コージェントラボでは、セキュリティポリシーの観点から外部ネットワークとの接続がない環境下で帳票のデータ化をより手軽に行いたいというニーズに応えるため、従来のクラウド版・オンプレミス版に加え、アプライアンス向けエンジン「Tegaki Appliance」を開発した。
「Tegaki Appliance」は、外部ネットワークに接続しないセキュアな環境下でのデータ処理を可能にする、AI OCRサービス「Tegaki」のアプライアンス向けエンジン。
「Tegaki Appliance」の特長
① 独自開発のアルゴリズムによる高い読み取り精度
AIに精通したコージェントラボのR&Dチームが、日々読取精度・サービス品質向上のための研究開発を行なっている。
② さまざまなシステムと柔軟に連携が可能
APIの提供により、ユーザーが既に導入しているシステムなどと柔軟に連携することが可能。
③ GPUを必要としない、高い処理能力
AI処理に適したGPUを利用することなく、従来のCPUでGPU利用時と同等の処理能力を発揮することができる。