AI契約書管理システム「LegalForceキャビネ」が導入社数100社突破

LegalForceは26日、同社が提供するAI契約書管理システム「LegalForceキャビネ」が、2021年5月時点で有償契約の導入社数が100社を突破したことを発表した。さらに、「契約書本文の表の読み取り」「AIを利用した更新期限通知」など、契約管理に必要な新機能を順次追加予定。

AI契約書管理システム「LegalForceキャビネ」は、AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」で培った自然言語処理技術と機械学習技術を活用し、契約締結後の契約リスクの制御を目指すシステム。

契約書をアップロードするだけで、PDFデータから文字を認識し、自動で契約書情報(「タイトル」「契約締結日」「契約当事者名」、「契約開始日、終了日」等)が抽出され、検索可能なデータベースを作成する。これにより、契約書情報の一元管理を実現し、契約リスクの管理を可能にする。

契約の電子締結が注目される昨今、締結された契約書の管理の重要性は見過ごされやすく、様々な課題が潜んでいるという。契約内容を把握できないことによる、契約上の義務違反や更新タイミングの見落としは、大きな事業リスクに発展する可能性があり、これらのリスクをいかに管理していくかが重要だという。

「LegalForceキャビネ」は、契約書データの一元管理を実現し、締結後の契約に潜むリスクの制御と、これによる事業価値の向上に貢献にするという。

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