アディッシュ、AI学習アノテーションプラットフォームを展開するAPTOと業務連携

テクノロジーやサービスの新領域で、戦略的カスタマーサポート、投稿・リスクモニタリング、ネットいじめ対策などソーシャルグッドなカスタマーリレーション事業を展開するアディッシュは14日、APTOが提供するアノテーションプラットフォーム「harBest」を活用したアノテーションに関するソリューションサービスの提供を開始すると発表した。

AIサービスが生活シーンにおいて拡大する中、AIの教師データとなるアノテーション(データのタグ付け)データ作成は、AIの性能に大きな影響を与える重要な要素だが、非常に多くの人の介入が必要となるケースが多く、AI開発のコストが上がることでビジネスに大きな影響を与えている。

アディッシュは2020年からアノテーション支援業務を開始。アディッシュのアノテーション業務は、目視のプロフェッショナルであるアノテーターが行う。インターネットモニタリング業務で培われた豊富な経験と知見をもとに、迅速な判断で的確なアノテーションを実施、高い品質を提供しているという。

一方で、昨今のAIサービスの拡大により効率化および更なる品質向上が課題となっている。

APTOはサブスクリプションサービスとして品質の自動評価を行いながら複数人で効率的にアノテーション作業が行えるプラットフォーム「harBest for Data」、AI専門家でなくてもAI開発がノーコードで可能なプラットフォーム「harBest for MLOps」、AI導入によるビジネス効果を評価することができる「harBest for Manage」を提供している。

今回の業務連携により、効率化をはかりながら品質を向上し、クライアントの要望に沿ったタイミングでデータを提供することが可能になるという。

アノテーションはAIエンジンの学習データ構築だけでなく、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に向けたデータ整理にも有効。同社では、アノテーションサービスを通して、効率的・効果的なAI構築、DX推進に寄与できるよう、事業を推進していくとしている。

関連URL

アディッシュ アノテーション代行サービス

APTO

アディッシュ

関連記事

注目記事

  1. 2024-7-25

    ロボットバンク、【追従機能付き】自律走行搬送ロボットを発表

    ロボットバンクは24日、追従機能付きの自律走行搬送ロボットの販売開始を発表致した。 本製品は、…
  2. 2024-7-25

    DNP、全国の自治体が共同で利用可能な「メタバース役所」の提供を開始

    大日本印刷(DNP)は24日、生活者が自治体の各種サービスをインターネット上の仮想空間・メタバースで…
  3. 2024-7-19

    人機一体、直感的な操作システム搭載人型重機が JR西日本の鉄道設備メンテナンスに導入

    人機一体は17日、同社のロボット工学技術が搭載された初めての製品となる「多機能鉄道重機」が、7 月か…
  4. 2024-7-17

    順天堂大学、AIを用いた脳容積解析ソフトウェアを開発

    順天堂は16日、順天堂大学保健医療学部診療放射線学科の後藤政実 先任准教授、京極伸介 教授、代田浩之…
  5. 2024-7-12

    生成AIによるオススメフォントのアドバイスサービス「DynaGPT」リリース記念キャンペーン

    主に文字フォント開発、およびその関連製品の開発・販売・保守を行う、ダイナコムウェアは、生成AIによる…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る