キビテク、遠隔オペレータが自律搬送ロボットを制御するサービスの試験運用を実施

キビテクは13日、ピーエムティーのオフィス内において、同社が開発中の高度自律型遠隔制御システム(HATS)の、実環境における試験運用を実施したと発表した。

HATSは、既存の自律搬送ロボットにアドオンすることで遠隔制御を可能とするもの。今回の試験運用では、匠が開発している、オゾンガスによる空気除菌を行う自律搬送ロボット「タクミクリン」に遠隔制御用の装置をアドオンし、HATSのシステムと接続することで、遠隔のオペレータからの制御を可能とした。

自律搬送ロボットは、自律走行の際に経路上に障害物が存在すると、安全機能により停止してしまう場合があり、復旧作業が必要。

今回の試験運用では、自律走行中のタクミクリンがオフィス内の通路上に置かれた障害物により停止した際に、HATSのシステムにより、ネットワーク経由で遠隔のオペレータに通知が送られ、オペレータが状況確認と復旧作業を行って再び自律走行の状態に戻す、という一連の流れ。

その結果、自律搬送ロボットの停止状態からの復旧を、遠隔からスムーズに行なうことができ、効率的な運用が可能になることを実証した。

今後は、さまざまな既存の自律搬送ロボットにHATSのシステムを搭載し、オフィス環境の巡回以外にも、物流・工場等の施設内の搬送や、警備・清掃・点検等のサービスへの適用も視野に入れ、実運用に向けて開発を行っていくという。

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