オズマピーアールは26日、comiproと連携し、企業のスポークスパーソンのメディアトレーニングにおいて、AIを用いた表情と発声分析・診断サービス「メディトレAIプラス」の提供を開始した。
本サービスは、スポークスパーソンによるプレゼンテーションや質疑応答で回答する様子を記録した映像から、AIで表情と発声の情報を抽出し、全13の項目からオーディエンスに与える印象を評価するもの。診断の結果は、改善点を含めたレポートで提供する。
効果的なプレゼンテーションには、視覚情報・聴覚情報・言語情報を矛盾なく、オーディエンスに伝えることが求められるとされている。オズマピーアールでは、これまで企業のトップをはじめとするスポークスパーソンを対象に、記者発表会やセミナー・イベント・メディアの個別取材に加え、不祥事が発生した際の謝罪会見を想定したメディアトレーニングサービスを提供してきた。この領域にAIによるスポークスパーソンの視覚情報と聴覚情報の評価手法を新たに導入することで、より高度なコミュニケーションサービスを提供する。
サービス内容
・スポークスパーソンのプレゼンテーション動画を同社に提供し、AIによる解析で、視覚情報と音声情報を抽出、表情と発声がオーディエンスに与える印象を定量評価
・プロのアナウンス技術を有するスタッフによる改善点もレポート
・日本語に加え、英語でのプレゼンテーションの分析も可能
・詳しい料金は、動画の尺や言語に応じて見積
「メディトレAIプラス」は、企業のトップをはじめとするスポークスパーソン向けトレーニングで豊富な実績を有するオズマピーアールと、「表情と声に関わる感情の各要素に基づいて、診断コメントを生成し、動画を再生させながら、感情の時系列歴な変化を表示可能な診断装置(*特許出願中)」を有するcomiproとの共同サービス。