キヤノン、オムロンの協調ロボットに対応した画像処理ソフトウエアを発売

キヤノンは21日、オムロンの協調ロボット「TMシリーズ」に対応した画像処理ソフトウエア“Vision Edition-T”を2022年1月上旬に発売すると発表した。生産現場の自動化を支援する画像処理技術により協調ロボットの価値をさらに高めるという。

近年、人件費の高騰や人手不足により生産現場の自動化が進んでいる。さらに新型コロナウイルス感染症対策における密回避の観点からも自動化のニーズはますます高まっている。このような中、キヤノンは、「CANON INDUSTRIAL IMAGING PLATFORM」をコンセプトに、ネットワークカメラや産業用カメラなどのイメージング製品および、画像処理ソフトウエア「Vision Edition」(2018年3月発売)などを活用し、生産現場の自動化を支援している。

今回新たに発売する“Vision Edition-T”は、オムロンの協調ロボット「TMシリーズ」用周辺機器群「Plug & Play」として認証を取得した画像処理ソフトウエア。キヤノン製またはアクシス社製のネットワークカメラと組み合わせて「TMシリーズ」と連動することで、“Vision Edition-T”はロボットの「眼」の役割を担う。

例えば、生産現場におけるマシンテンディングにおいては、ネットワークカメラのパン、チルト、ズームやオートフォーカス機能を用いて撮影した広範囲の映像情報を画像処理することで、状況に応じた指示をロボットに送ることができる。加工機の状態を監視したり、部品の検査や残数の確認を行ったり、異常時には警告を行うなど、これまで人の目で確認し対応していた作業を自動化することが可能になる。

また、ロボットの手元を撮影する「TMシリーズ」標準搭載の内蔵型カメラと、広範囲に撮影したネットワークカメラの映像双方の視点を用途に応じて使い分けができるため、ロボットの作業に連動して効率的に画像処理を行うことが可能。これによりロボットの作業時間(タクトタイム)を削減し、協調ロボットの付加価値を高める。

キヤノンは、今後も協調ロボットの「眼」の役割を担うネットワークカメラや産業用カメラ、画像処理ソフトウエア「Vision Edition」を幅広く提供することで、生産現場の自動化を促進し、生産性や品質の向上に貢献していくという。

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