AIとAR搭載のドライブレコーダーアプリ『AiRCAM』のiOS版を提供開始

ナビタイムジャパンは16日、AIとARを搭載したドライブレコーダーアプリ『AiRCAM』(エアカム)のiOS版を提供開始した。

本アプリは、交通事故や交通違反の削減を目的として開発したドライブレコーダーアプリ。走行中は、映像や走行データを記録するだけでなく、AIによるリアルタイムの画像解析で、危険や交通違反につながる運転に対して注意喚起をし、安全運転を支援する。また、見落としがちな一時停止やオービス設置場所では、ARを活用した直観的な注意喚起で交通違反や速度超過を抑制する。

さらに、安全で思いやりのある運転をAIでリアルタイムに判断し、「HAPPY DRIVEポイント」を付与。貯めるとスピードくじに挑戦でき、ドライブの休憩も兼ねてコンビニで交換できる飲み物やお菓子等が当たる。ドライバーが安全運転の価値を実感し、楽しんで続けられる仕組みにすることでさらなる意識の向上を促すという。

通常のドライブレコーダーは、画像を記録し、運転後に備えるものだが、ドライブレコーダーのカメラが捉えている車の周囲の情報を使って、交通違反を防止し、事故を未然に防ぐことができると考え、本アプリを開発した。

AIを活用してドライブレコーダー映像から車間距離や車線、歩行者などを検知し、事前に警告することで、車間距離保持義務違反、横断歩行者等妨害等違反などの交通違反を減らし、交通事故の削減に貢献したいという。

主な機能と特長
1.AIを活用した走行中のアラート機能
走行中の動画をAIでリアルタイムに解析し、あおり運転や通行帯違反等につながる運転に対し、警告表示・警告音で注意喚起。
・注意喚起する内容:車間距離表示、前方衝突警告、あおり運転警告、通行帯違反警告、取締警告、速度超過警告
2.ARによる直感的な注意喚起機能
一時停止やオービスの場所を、ドライブレコーダー画像にARでわかりやすく表示し、交通違反や速度超過を抑制。
3.思いやりのある運転をすると「HAPPY DRIVEポイント」を付与
ドライブレコーダー画像から運転を分析し、安全運転をするとポイントを付与。ポイントを貯めると景品抽選への応募が可能。
・ポイント付与:一時停止、歩行者優先、安全な速度、安全な車間距離

Android OS向け『AiRCAM』は、2021年3月19日に提供開始している。

関連URL

アプリ紹介サイト

ダウンロード

ナビタイムジャパン

関連記事

注目記事

  1. 2024-3-19

    PIAZZA、西武鉄道×生成AIを活用した紙チラシDXサービス「チラデジ」で連携開始

    西武鉄道とPIAZZAは18日、PIAZZAが開発した生成AIによる紙チラシDXサービス「チラデジ」…
  2. 2024-3-12

    OKI、南海電鉄が実施するAIを用いた踏切異常検知の導入試験に参加

    OKIは、南海電気鉄道が3月15日から実施するAIを用いた踏切異常検知の導入試験に、丸紅ネットワーク…
  3. 2024-3-8

    CODEGYM、教員の校務を生成AIで支援「スタディポケット for TEACHER」を発表

    CODEGYMは7日、教育機関および教職員を対象とした「生成AI」を用いた校務支援ソリューション「ス…
  4. 2024-3-5

    SAMURAI、生成AIを活用した業務効率化を目指す「実践!ChatGPT入門講座」を開講

    プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」を運営するSAMURAIは…
  5. 2024-3-1

    鹿島、画像AIを用いて技能者の人数と作業時間を自動で把握するシステムを開発

    鹿島は2月29日、画像AIと独自の解析アルゴリズムを用いて、指定した作業エリア内における技能者の人数…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る