スキルアップAIは19日、会計・税務・行政・法律などの専門領域に特化したITサービスを展開するTKCのAI人材育成を支援すると発表した。まずはDXの中核技術となるAIの知識を持った人材を3年で120人育成し、将来のAI導入とDXの推進に繋げる。
スキルアップAIはDXの基礎からデータサイエンス、AIまでを実践的に学ぶ教育プログラムを提供し、会計などのドメイン知識を活かしてAIプロジェクトがリードできる人材の育成を行う。TKCではAIの知識を事業展開における基礎スキルの一つと捉え、システム開発部門を中心に部署横断的に受講者を選抜する。
TKC AI人材育成プロジェクト概要
・目標
自社でのAI活用を企画・推進できる人材であるAIプランナーの育成
・習得するスキル
数理・データサイエンスの基礎
AI(人工知能)の基礎
PoC(概念実証)のアイデア創造力と実行力
プロジェクト推進力
・計画
まず2022年中は4ヵ月ごとの二つのフェーズに分け、それぞれ20名ずつAIプランナーを育成
3年間で計120人のAI人材を育成予定
・研修カリキュラム
1:データサイエンスの基礎技術からデータサイエンスを取り巻く社会的背景、ビジネスに活用するための考え方を幅広く身に付ける。
2:ビジネスにおけるAI活用に必要な知識をさまざまなワークを通して体系的に学ぶ。
3:AIの本質を捉えた企画力、AIプロジェクトにおける適切な見積もり、プロジェクト推進の基礎力を身に付ける。
4:さまざまなDXの事例をもとに、「DXとは何か」という本質的な理解からDXを推進するための具体的な手法までを学習する。