AI inside、ノーコードAI開発・運用プラットフォーム「Learning Center」を1秒単位で提供開始
AIプラットフォームを提供するAI insideは1日、ノーコードAI開発・運用プラットフォーム「Learning Center」のクラウド版の月額請求の料金体系を変更し、新たに1秒単位で学習・推論環境の提供を開始した。秒単位制となることで、企業・団体において柔軟で最適なAI開発・運用環境が実現し、新たなAIビジネスや価値の創出に寄与するという。
秒単位制になることで、「Learning Center」を使用したい時に、必要な分だけ使用することができるようになる。月額固定費ではなくなるため、コストを最小限に抑えながら、いつでも学習・推論を実行することができる。
「AI白書2020」では、AI導入の課題の3つ目に「導入費用が高い」という点が挙げられている。AI導入の課題の一つに導入費用があげられている場合、秒単位制になることで、無駄のないコスト管理が実現し、スモールスタートなAI導入が実現する。
また、ビジネス戦略や課題に合わせたAI活用を実現させるには、企画・実行・評価・改善のオペレーションサイクルを回しながら運用を最適化させていく必要がある。そのためにも継続的な運用が可能な価格帯である必要がある。秒単位制であれば、ビジネスモデルや運用体制にも柔軟に対応でき、継続的に最適なAI運用が実現する
今回の秒単位制への変更は、あらゆるビジネスモデル・活用環境に対応したAI開発・運用のプラットフォームとして「Learning Center」を活用することが可能になったことを意味している。AI inside はAIサービスが生まれやすい環境を提供することにより、企業の多種多様なAIビジネスの創出へと寄与するという。