リモートロボティクス、500kmの遠隔地からリモートロボット操作の実証試験に成功

リモートロボティクスは7日、全ての人々が社会参加できるリモート社会の実現を目指し、最大およそ500kmの遠隔地から公衆回線を通じて川崎重工業製ロボットに作業指示を行うリモートロボット操作システムの技術実証試験を二件実施し、成功したと発表した。

一件目は川崎重工グループのアーステクニカ八千代工場(千葉県八千代市)における大型金属部品の研削・研磨の作業現場において実施。技術実証試験ではリモートロボティクス本社(東京都港区)や川崎重工明石工場(兵庫県)といった遠隔地から、公衆回線を通じて作業者がPC等のデバイスから八千代工場内にある川崎重工製ロボットシステムに接続し、研削対象物となる大型金属部品の形状測定や研削範囲の指示を行うと、ロボットが遠隔指示通りに指定された範囲の研削作業を行うことが確認できた。

二件目は川崎重工播磨工場(兵庫県)に設置されたリサイクル用ビン選別システムにおいて実施。作業者が東京都の自宅などから公衆回線を通じて播磨工場内にあるビン選別システムに接続し、様々な色・形のビンが流れてくるコンベア上のカメラ画像を取得、ビンの色や重心位置を判断し、デバイス上で選別するべきビンの取り位置を指示すると、ビン選別システム内の川崎重工製ロボットが指示通りの位置でビンをピッキングすることが確認できた。

今回の技術実証試験では、リモートロボット操作システムの基本的な機能について確認するとともに、公衆回線を経由することによる指示の遅れ時間等の基礎的なデータを取得することができた。リモートロボティクスでは今回の技術実証試験の結果をもとにリモートロボットプラットフォームサービスの実用化に向けた開発と機能の拡充を進めるとともに、社会ニーズにマッチする活用可能性を引き続き追及していくことで、安全・安心なリモート社会の実現を目指していくとしている。

関連URL

リモートロボティクス

関連記事

注目記事

  1. 2025-3-15

    企業の45%が生成AIを利用、日常業務では80%超の企業が利用成果を認識 =JIPDECとITR調べ=

    日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)とアイ・ティ・アール(ITR)は14日、国内企業1110社の…
  2. 2025-3-5

    BizTech、『今さら聞けない!ChatGPT基本のキ』ホワイトペーパー公開

    最適なAI開発会社やAIサービスの選定を支援するコンシェルジュサービス「AI Market」を運営す…
  3. 2025-2-18

    アイスマイリー、「AIエージェントカオスマップ 2025」を公開

    AIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは17日、「AIエージェントカオスマ…
  4. 2025-2-15

    ベクトル、人材業界向け「ChatGPTを活用した顧客体験の進化と収益向上方法をまとめたレポート」

    ベクトルの子会社であるOwnedは14日、人材業界向けに「ChatGPTを活用した顧客体験の進化と収…
  5. 2025-2-12

    「AI博覧会 Spring 2025」3月27日・28日開催

    AIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは、2025年3月27日・28日に「…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る