AIとAR搭載のドライブレコーダーアプリ「AiRCAM」、「発進遅れ告知」提供開始

ナビタイムジャパンは8日、同社の提供するAIとARを搭載したドライブレコーダーアプリ『AiRCAM』で、ドライブレコーダー映像をAIでリアルタイムに解析して、信号の切り替わりや前方車両の発進を検知し、画面表示と音でドライバーに知らせる「発進遅れ告知」機能を提供開始した。

AIによる物体検知技術でリアルタイムに映像を解析し、赤信号での停車で先頭にいるときに、信号の停止表示が解除された後も、一定時間自車が停止し続けた場合に、画面表示と音でドライバーに知らせる。また、前方車両がいる場合には、前方車両が発進して一定距離を走行しても自車が停止し続けた場合に、画面表示と音でドライバーに知らせる。

気の緩みがちな赤信号での停車時にも、信号や前方車両などを解析して知らせすることで、焦りによる急発進などを防ぎ、安全運転をサポートする。

『AiRCAM』はスマートフォンアプリのため、車載センサーなどが利用できず、撮影している画像のみで検知や解析を行う必要がある。特に信号機は、スマートフォンを設置するダッシュボード上から撮影した画像だと、光の加減で信号の色彩が一定ではなかったり、信号機のサイズが小さく見えるため分析が難しくなる。フィールドテストを繰り返し実施し、信号を正しく認識するための適切なパラメータチューニングや、AIによる光源領域の特定など、様々なアプローチで分析することで、精度を向上しているという。

アプリ紹介サイト

iOSダウンロード 
Android OSダウンロード

関連URL

ナビタイムジャパン

関連記事

注目記事

  1. 2024-7-25

    ロボットバンク、【追従機能付き】自律走行搬送ロボットを発表

    ロボットバンクは24日、追従機能付きの自律走行搬送ロボットの販売開始を発表致した。 本製品は、…
  2. 2024-7-25

    DNP、全国の自治体が共同で利用可能な「メタバース役所」の提供を開始

    大日本印刷(DNP)は24日、生活者が自治体の各種サービスをインターネット上の仮想空間・メタバースで…
  3. 2024-7-19

    人機一体、直感的な操作システム搭載人型重機が JR西日本の鉄道設備メンテナンスに導入

    人機一体は17日、同社のロボット工学技術が搭載された初めての製品となる「多機能鉄道重機」が、7 月か…
  4. 2024-7-17

    順天堂大学、AIを用いた脳容積解析ソフトウェアを開発

    順天堂は16日、順天堂大学保健医療学部診療放射線学科の後藤政実 先任准教授、京極伸介 教授、代田浩之…
  5. 2024-7-12

    生成AIによるオススメフォントのアドバイスサービス「DynaGPT」リリース記念キャンペーン

    主に文字フォント開発、およびその関連製品の開発・販売・保守を行う、ダイナコムウェアは、生成AIによる…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る