渋谷ストリームエクセルホテル東急は24日、Bar & Dining「TORRENT(トレント)」に、運搬用ロボットシステム「HolaBot(ホラボット)」を導入すると発表した。
「HolaBot(ホラボット)」とは、PUDU社が考案した呼び出し機能付き運搬用ロボットで、多くのレストランの要望により誕生した。今般、同ホテルの導入の目的は、「HolaBot(ホラボット)」による下膳サービスのサポートにより効率の良いサービスや働きやすい環境作りを構築することで、客とのコミュニケーションに集中し更なるおもてなしの向上、顧客満足度の向上を目指すこと。また、人とロボットの協働により、渋谷らしい新しいサービスパフォーマンスを提供する。
「HolaBot(ホラボット)」の最大の特徴として運搬重量が60kgとパワフルな運搬能力があるため、一度に3卓分程度の食器類を運ぶことが可能。また、「Hola Hola」と呼びかけると音声を正確に特定し、呼びかけた方向へ下膳した食器類を入れやすいように方向を転換する。これにより作業効率のアップやスタッフの歩行数を減らすことができるようになり、客への安定的なサービスの提供を実現する。
専用Watchを使用することでスタッフのもとへ素早く移動し、下膳がしやすいようにロボットが回転し、洗い場まで運んでくれる。人や障害物を回避しながら目的地まで辿り着き、到着通知を受け取ることや遠隔操作が可能なので、スタッフと連携し、働きやすい環境へと変化する。
また、ロボットにも目があり、にっこり笑ったりするなど愛らしい表情もあるので、周囲を和ませてくれる。
渋谷ストリームエクセルホテル東急では、今後も形式に捉われず、新たな取り組みにチャレンジをし、顧客にとってもスタッフにとっても、より過ごしやすい環境作りを目指していくとしている。