AI文字起こし/議事録サービス「Rimo Voice」が話者の自動設定に対応

Rimoは11日、日本語に特化したAI文字起こし/議事録サービス「Rimo Voice」で、話者の自動設定および辞書登録に対応したと発表した。

話者が自動で設定されることで、会議など複数人が話した内容をよりわかりやすく共有することができる。更に、専門用語など、よく使用する言葉を辞書登録することができるようになり、文字起こしデータの編集の手間が軽減される。

話者の自動設定は、「Rimo Voice」をリリースしてから多くのユーザーから要望があった機能の一つ。もともと手動で話者を設定できるようにしていたが、自動で正確に話者を設定することは音声データが録音された環境(雑音の有無など)に依存することもあり、技術的に難しい部分があった。そこで、文字起こしデータの一部に手動で話者ごとに改行および話者設定を行うことでAIに音声と話者名を学習させ、自動で話者が設定されるようにした。前述の手順を行うことで、90%の精度で自動的に話者が設定されるようになる。

辞書登録はこれまでオプションの一つとして対応していたが、法人プランを契約していて「グループ機能」を利用しているユーザーは、管理者メニューから辞書登録ができるようになった。専門用語や社内用語など800単語まで登録することができ、より質の高い文字起こしデータが作成される。

関連URL

Rimo

関連記事

注目記事

  1. 2024-7-25

    ロボットバンク、【追従機能付き】自律走行搬送ロボットを発表

    ロボットバンクは24日、追従機能付きの自律走行搬送ロボットの販売開始を発表致した。 本製品は、…
  2. 2024-7-25

    DNP、全国の自治体が共同で利用可能な「メタバース役所」の提供を開始

    大日本印刷(DNP)は24日、生活者が自治体の各種サービスをインターネット上の仮想空間・メタバースで…
  3. 2024-7-19

    人機一体、直感的な操作システム搭載人型重機が JR西日本の鉄道設備メンテナンスに導入

    人機一体は17日、同社のロボット工学技術が搭載された初めての製品となる「多機能鉄道重機」が、7 月か…
  4. 2024-7-17

    順天堂大学、AIを用いた脳容積解析ソフトウェアを開発

    順天堂は16日、順天堂大学保健医療学部診療放射線学科の後藤政実 先任准教授、京極伸介 教授、代田浩之…
  5. 2024-7-12

    生成AIによるオススメフォントのアドバイスサービス「DynaGPT」リリース記念キャンペーン

    主に文字フォント開発、およびその関連製品の開発・販売・保守を行う、ダイナコムウェアは、生成AIによる…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る