フォーレは30日、新型コロナワクチン接種予診票をPDFで保管し、接種者氏名をファイル名に自動的に出力が出来る「《HospiCC新型コロナワクチン接種予診票保管システム》」について、4回目接種に対応してQRコードを読み込むことに加え、接種1~3回目の予診票にも対応する改良を行ったと発表した。
価格は1年間のライセンス使用で月額3960円の低価格を実現。地方自治体、病院、診療所で採用されているという。作業を外注するより、手早く、快適に、安価で処理できる。
《HospiCC新型コロナワクチン接種予診票保管システム》の3つの特徴
1.新型コロナワクチン接種予診票に完全対応。スキャンするだけで自動的に電子化、PDF保存する。
2.予診票は診療録として5年間の保存義務があるが、システム導入により事務作業の省力化が図れる。電子カルテとの紐付けも楽。
3.AI+OCR技術でファイル名を接種者の氏名にして保存する。検索・閲覧・印刷はいつでもOK。副反応や病変などの緊急時でも、大量の予診票から1枚を探し出す手間が無くなる。追加接種(4回目接種)券のQRコードに対応するだけでなく、今までの初回接種(1回目・2回目・3回目)の予診票にも対応している。
本システムでは、低価格を実現するためにRPAソフトを使わないで、RPAと同じように自動化するソフトを開発した。またOCRについても予診票の項目すべてをOCR処理するのではなく、接種券の活字氏名と18桁個人番号(3回目以降はQRコード)に限って読取ることで、不要な作業をなくした。予診票そのものは電子化してPDFで保存する。問診結果を1つずつデータ化して残す必要はない。そしてフォルダに保存されたPDFファイル名には氏名と18桁個人番号を自動的に付与するので、いつでも検索、閲覧、印刷が可能になる。
3回目の追加接種では予診票に貼り付ける接種券にQRコードが付くようになり、小さな18桁の数字を読み込むより、QRコードを読み込むため、より正確な処理が可能になった。また4回目は接種券が予診票に印刷されるようになり、更に読込み精度が上がるようになった。
「10日間無料お試し版」をホームページに用意している。初回接種の1回目~3回目の予診票にも適しているので、過去分をまとめて保管する場合にも便利。