IoT・AI遠隔点検のLiLz、村田製作所 みなとみらいイノベーションセンターの導入事例を公開
- 2022/11/8
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- AI, 施設管理, 目視巡回点検をリモート化, 遠隔IoT
LiLzは8日、同社が提供する遠隔IoT・AIサービス LiLz Gauge(リルズゲージ)が、村田製作所の「みなとみらいイノベーションセンター」へ導入された事例が公開されたと発表した。
村田製作所 みなとみらいイノベーションセンターでは、施設のライフサイクルコスト削減のために、科学的な施設管理を実現すべくビル内の様々な設備に数多くのセンサーが導入されている。一方で、設備のトラブルや施設全体の省エネ効率化へ向けた分析を行う上で、 既に導入されている中央監視装置と連携したセンサー類からの情報だけではデータが不十分な場合があり、アナログメーターの情報が必要になる場合がある。
LiLz Gaugeは電源・ネットワーク工事が不要で、設置したその日からデータを取得できる点が評価され、科学的な施設管理実現へ向けた製品の1つとして導入された。なお、本導入は村田製作所みなとみらいイノベーションセンターの施設管理を担当しているTMESの協力にて実現した。
「LiLz Gauge」は、電源が無いあらゆる場所の目視巡回点検をリモート化する。1日3回撮影で約3年と長期稼働する低消費電力IoTカメラとクラウド側の機械学習・画像処理によってアナログ計器の値を自動で読み取るため、現場に行くことなく点検対象の情報を効率的に取得する。カメラを設置した当日から目視点検の省力化をスタートできる。