シフトプラス、ChatGPTを自治体で活用できるプラットフォーム「ChatGPT for LGWAN」リリース
職員出退勤・チャット・AI議事録など、行政向けに様々なLGWAN対応各種DXシステムを提供するシフトプラスは9日、LGWANでChatGPTが利用可能となるzevo<ゼボ>をリリースすると発表した。
シフトプラスは、2014年から地方自治体の業務効率化を目指して各種自治体DXシステムを提供している。
今回、多くの自治体からも問い合わせがあるChatGPTについて、宮崎県都城市と共同開発し、行政機関で活用しやすい料金体系でセキュリティと使い勝手に考慮したLGWAN-ASPとして、zevo<ゼボ>〜Powered by ChatGPT for LGWAN〜をサービスラインナップする。
職員は普段業務で利用しているLGWAN接続系のPCから、zevoにログインすることで「ChatGPT」を利用可能できる。個人でのOpenAIのアカウント取得も不要となる。
また精度が向上したGPT-4についても今後順次利用可能となる。
LGWANから利用ができることで、インターネット系のPCと行き来して利用する必要がないなど、普段の業務の中でChatGPTが利用可能となり、GPTを利用した業務効率化をより推し進めることが可能となる。
OpenAI社が提供する各種APIは従量課金が発生するすが、シフトプラスではそういったサービスでも自治体の予算調整を考慮して定額制を提供してきた。
「ChatGPT for LGWAN」でも、定額制の料金プランで提供できるよう最終調整を行っている。
□「ChatGPT for LGWAN」無償の先行試用自治体案内
ChatGPT for LGWANを1カ月間(GPT-3.5 2週間/GPT-4 2週間)無償で試用しできる。申込数限定の先行試用自治体を募集している。(申込みしたすべての団体で試用できない可能性があります)
募集開始:5月10日(木) 10:00〜
試用開始:7月前後から(都城市の利用状況で前後)
試用費用:無償