先端のディープラーニング技術をもとに、企業向け自然言語理解AIソリューションを提供するAllganize Japanは4日、三菱化工機の社内問い合わせ対応業務にAllganizeのAIチャットボット「Alli」を導入したと発表した。
三菱化工機では、社内情報に関する問い合わせに対し、電話や口頭での応対が一般的であり、質問者側、対応者側それぞれに課題が存在した。
<質問者側の課題>
・担当者の不在時に問い合わせができない
・回答を得るまでに時間を要する
・担当者がわからず、問い合わせできない場合がある
<対応者側の課題>
・問い合わせ対応に時間を要し、通常業務が逼迫する
・担当者が不在時に問い合わせがあった場合、迅速に対応できない
・最初に対応した人が担当者として認識され、その後も頻繁に問い合わせが寄せられる
三菱化工機では、7社のAIチャットボットを比較検討した結果、以下の点を評価しAlliを採用した。
<Alli採用の決め手>
(1)導入までの手軽さ
・ドキュメント検索機能により、ドキュメントを登録するだけで利用開始
・ノーコードでチャットフローを簡単に作成可能
・QA登録も特殊なフォーマットではなく、Excelファイルで容易に登録が可能
(2)運用後のチューニングの容易さ
・Alliが提示した回答結果に対し、質問者がGood/Badボタンで評価することで、簡単に回答精度を向上可能
(3)コストパフォーマンスの高さ
・使いやすいインターフェースに加え、豊富な機能が揃っており、コストパフォーマンスが高いと評価
<Alli導入効果>
・利用者が知りたいことを、客観的に把握可能に
Alliの会話履歴を確認することで、利用者が求めている情報を客観的に把握できるようになり、担当者からのアクションを起こしやすくなった。
・必要な情報をスピーディに提供でき、業務フローを改善
Alliが自動で回答することで、質問者が求める情報を即時提供可能に。Alliで回答が得られない場合に担当者に連絡するスキームを形成でき、業務フローの改善に繋がった。