東日本電信電話株式会社 埼玉支店(NTT東日本)は10日、2022 年8月に白岡市と締結した「多分野連携に関する協定」に基づき、行政運営の効率化及び自治体DXに向け、市役所庁内業務での生成AIの活用検討を共同で実施していくと発表した。
第1回目の検討会として、7 月 5 日に白岡市保健福祉総合センター(はぴすしらおか)で、NTT東日本社員が講師役を務め、白岡市職員で構成する42名のDX推進委員に向け、生成AIについての講義および体験会を開催した。
参加者はNTT東日本講師の説明を熱心に聴講し、その利用方法やメリットとリスクについて学んだ上で、体験の時間には、各チームで実際の業務での利用シーン等を考えながら生成AIを実際に使用した。ワークショップ後の参加者の感想では、実際の業務での活用において効率化のメリットを感じる一方、個人情報管理のリスク、信憑性をどう担保するか等についても活発な意見が出た。
今後もNTT東日本は、白岡市と連携し、行政運営の効率化及び自治体 DX に向け、生成 AIの活用検討を実施していくとしている。