Algomatic、ChatGPTを安全かつ簡単に活用できる「シゴラクAI」に「ドキュメントQ&A」機能追加
Algomaticは22日、ChatGPTを安全かつ簡単に活用できる「シゴラクAI」で、読み込ませたテキストファイルを基にAIが回答を生成する「ドキュメントQ&A」機能を追加したことを発表した。
ドキュメントQ&A機能とは、読み込ませたデータを基にAIが回答を生成する機能。ChatGPTは最新情報や非公開情報を学習しておらず回答できないという弱点があるが、シゴラクAIにデータファイル(pdf、txtなどテキストファイルに対応)を読み込ませることで、任意のデータを基に回答を生成することができる。
例えば、長文かつ表現がわかりにくい契約書や製品仕様書を読み込ませて質問をすることで、該当の箇所を探したり読み解いたりする手間なく、短時間で回答を得ることができる。
<使用方法>
1. シゴラクAIにファイルをアップロードする
2. 質問を入力・送信する
■シゴラクAIとは
1. ChatGPTに入力するデータが学習されず安心
ChatGPTに入力した文章はOpenAIの学習に使われる可能性がある。シゴラクAIはAPIを利用しているため、入力した文章をOpenAIに学習されることなく安心して活用できる。
2. 誰でも成果を出しやすい
ChatGPTはプロンプト(AIへの指示)の作成スキルが必要。シゴラクAIは様々な業務のプロンプトテンプレートを搭載しており、誰でも簡単に成果を出しやすいようになっている。
その他にも、AIとの会話をチーム内に簡単に共有できる「共有URL機能」や、オリジナルのテンプレートを保存し、社内の全アカウントに共有できる「オリジナルテンプレート機能」なども搭載している。
3. ユーザーの利用実態を管理できる
ChatGPTは、企業が使用許可をしていない、あるいは従業員が個人利用していることを企業側が把握できていないケースがあり、シャドーITとも呼ばれ問題になっている。シゴラクAIでは、ユーザーアカウントを管理できるうえ、利用量も可視化できるようになっている。