GOGEN、ChatGPT活用したマンション管理会社向けチャットサービスをリリース
GOGENは10月31日、OpenAI社が提供する「ChatGPT」を活用した、マンション管理に纏わる相談・問い合せ対応が可能なチャットサービス「Chat管理人 powered by GPT-4」(Chat管理人)において、LINEヤフー社が提供するコミュニケーションアプリ「LINE」をユーザーインターフェースとして利用できる「Chat管理人 powered by GPT-4 LINE版」(LINE版)を開発し、提供を開始したと発表した。本サービスは、AI技術の最新鋭であるGPT-4を活用することで、24時間365日、住民の問い合わせに即応が可能で、マンション管理会社の業務負担を大幅に軽減する。
本年5月にリリースしたChat管理人は、大きな反響と共に、試験導入が進んでいる。一方、本格展開を開始する際には管理会社の自社環境にサービスを構築する必要があり、コストや導入スピード観点での要望が多数寄せられていた。LINE版の提供により、Chat管理人の特徴・メリットはそのままに、上記課題を解消した。
1.エンドユーザーの体験向上
居住者は、アプリインストールや新規ID作成等の手間なく、簡単にChat管理人の利用を開始できる。慣れ親しんだLINEアプリ上でサービスへのアクセスや通知を受け取ることが可能になる。
2.管理会社の導入難易度とコストの低減
自社サービスへの組み込み開発やサーバー維持などの手間やコストをかけずに、すぐに利用開始できる。LINEアカウントは物件ごとに発行することが可能。
3.充実の管理機能
居住者とのチャット内容はLINE公式アカウントの管理画面上で確認ができるため、必要に応じ管理スタッフの介入も可能。また、LINEの管理機能をもちいて、画面カスタマイズやコミュニケーションツールの整備なども行えるため、簡単に自社専用のコミュニケーションツールとして活用することもできる。
■LINE版提供価格
初期費用10万円、戸あたり月額300円より利用可能。ただし利用要件に応じて、詳細価格を提示するので詳しくは問い合わせが必要。また、社内向けの利用(従業員の問合せ対応サポート)やオフィスビルなどでの利用も可能で、その際は専用の料金体系で提供が可能。