パナソニックHD、自動搬送ロボット「ハコボ」で公園内の情報発信と巡回パトロール
パナソニック ホールディングス(パナソニックHD)は8日、広島県広島市にある「ひろしまゲートパーク」で、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とNTT都市開発が、11月9日から行う、自動搬送ロボットを活用した情報発信・巡回パトロールの実証実験で、自動搬送ロボット「ハコボ」および遠隔運用サービスを提供すると発表した。
少子高齢化による労働力不足に対して、パナソニックHDでは、ロボットを活用したサービスの実用化に向けて取り組んでおり、神奈川県藤沢市や茨城県つくば市での商品の配送や東京都内での商品販売など様々なサービス運行に取り組んできた。
これらのサービス運行で用いている自動搬送ロボット「ハコボ」は、用途に応じて、後方のキャビンを様々な機能にカスタマイズできる特長や表情豊かに話しかけるコミュニケーション機能などを有しており、商品などの配送以外にも様々なサービスに対応することができる。
今回は、これらの特長や機能を活かして自動搬送ロボットを活用した情報発信および巡回パトロールの実施をサポートする。1台のロボットが複数のサービスに対応することでサービス運用を効率化し、ロボットの利用促進を図る。