エクサウィザーズは8日、スターコンサルティンググループとの協業により、ChatGPTとLINEを活用した介護領域特化の経営サポートサービス「CareWiz タヨルト powered by ChatGPT API」の提供を開始したことを発表した。
介護特化の経営・運営支援サービス「CareWiz」の提供を通じて蓄積したエクサウィザーズのAI×介護領域におけるサービス開発力と、スターコンサルティンググループがもつ500以上の介護事業者へのコンサルティングから見出された現状診断、事業者の特徴ごとの課題と解決策の知見を掛け合わせることで、誰でも簡単かつ最適な介護情報収集体験を提供し、持続可能な介護事業所経営をサポートしていくという。
CareWiz タヨルトは、介護領域に特化したChatGPT×LINEで忙しい介護業界の経営者・施設長の負担を減らす対話型AIサービス。スターコンサルティンググループがもつ介護経営の知識を、エクサウィザーズがもつAI技術でChatGPTに学習させることで、今までにない手軽で画期的な情報収集体験を可能にし、経営者・施設長等の頼れる右腕として介護経営をサポートする。
特徴1: スターコンサルティンググループ監修の介護報酬改定の最新情報がわかる
2024年に実施される介護報酬改定に向けて、準備しておくべきことや知っておくと良いポイントなど、スターコンサルティンググループのノウハウを元に提案する。 情報はアップデートされるため、ネット検索だけでは知ることができない、 信頼できる最新の情報を入手することができる。
特徴2:介護経営のアドバイスやアイディアがもらえる
登録した情報(施設種別や施設規模など)を元に、より的確でユーザーに合ったアドバイスが得られる。新規利用者の獲得やスタッフの指導方法、介護経営にまつわるアイディア出しやスタッフには話せないお悩み事など、LINEでなんでも気軽に相談することができる。
特徴3: 知っておくべき最新の経営情報をユーザーの代わりに調べて報告
ユーザーが忙しくて調べる時間がない時でも、CareWiz タヨルトが代わりに最新の介護経営情報を調べ、 知っておくべき情報を報告してくれる。 気になった情報はさらに深掘りして簡易的な手順書まで作成してくれるので、経営改善の新しい取り組みへの後押しをしてくれる。
CareWiz タヨルトはLINEからメッセージを送信することで、AIが生成したプロンプトをリアルタイムに受け取ることができる。
例えば、「介護報酬改定の最新動向を知りたい」と入力すると、介護報酬改定の動向についてポイントをまとめた情報が質問者のサービス種別に合わせて表示される。また、より詳細を知るため「いま議論されているポイント」や「短期的にやるべきこと」「中長期的に備えること」など、質問の選択肢も提示する。これにより、ユーザー自身が質問を考たり入力する手間を大幅に削減する。
このほか、介護事業所の経営において必要となる「新規の利用者を増やす方法についてのアドバイス」、「現場で実施するレクリエーションのアイディア」など、ユーザーの立場や課題、興味に応じた様々な質問に対する回答も提供可能。