テムザック、「ロボットを活用した稲作支援研修」を宮崎県延岡市で実施

テムザックは10日、延岡市が開催する「のべおか里山塾」の一環として、「第1回 ロボットを活用した稲作支援研修」を宮崎県延岡市で実施したと発表した。

本研修は、農地の大小に関わらず市内各地で利用可能な稲作用ロボットやドローン、遠隔で給水・止水ができる水管理システム等を活用した稲作支援について学び、農業への関心を高めてもらうことを目的として実施された。

第1回目には22名の参加があり、ロボットを活用した稲作についての講演に加え、小型ドローンや雑草防除ロボット「雷鳥1号(β)」の操縦、スマートフォンによる遠隔圃場管理(水位・水温の確認・水門バルブ開閉)も体験した。参加者からは多くの質問が寄せられ、活気あふれる研修会となった。終了後には、「ロボット稲作に関心を持った」という声もあったという。

第1回 ロボットを活用した稲作支援研修の内容
▪ドローンの稲作への利用箇所、有効性の説明
▪運行方法や安全管理など注意すべき事項の説明
▪有資格者による農業用ドローンを用いた飛行実演
▪参加者によるドローン操縦体験

ドローン飛行実演

▪遠隔圃場管理の概要と有効性の説明
▪スマートフォンによる水位・水温等の情報確認の体験
▪スマートフォンによる水門バルブ開閉の遠隔操作の体験

遠隔圃場管理

▪雑草防除ロボットの機能および有効性の説明
▪雑草防除ロボット(自律航行型)の圃場への投入
▪雑草防除ロボット(遠隔操縦型)の操縦体験
(スマートフォンによる遠隔操作)

雑草防除ロボット「雷鳥1号」

延岡市では、2023年度の国の「デジタル田園都市国家構想交付金(地方創生推進タイプ)」の採択決定を受けて実施する「有害鳥獣が近づかない里山づくり実証事業」において、山間地域が抱える課題について、狩猟者の人材育成や農林業の体験を通じて新規就業者の確保や移住の促進を図る「のべおか里山塾」を開校した。国や民間の専門機関と連携して、自然や動物と人間の調和について学ぶ場であり、持続可能な里山づくりを目指す内容。

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