パーソナル人工知能開発のSENSY、三菱商事と資本業務提携

感性を解析するパーソナル人工知能開発のSENSYと三菱商事は13日、小売分野におけるAI活用を共同で推進していくべく、資本業務提携を締結致したと発表した。

小売業界は、社会問題としても取り上げられる廃棄ロス問題や、労働人口の減少、ニューリテールの台頭などの課題に直面しており、早急に新しい産業構造を模索していく必要がある。そのためには、業界全体で、便利で、お得な、心地いい顧客体験を、より低コストで実現していくことが求められる。

SENSYは創業時から、これらの課題を解決する鍵は「消費行動の理解」であると考え、消費者の「感性」をAI(ディープラーニング技術)によって解明する技術の研究開発および、それを活用したソリューション開発に注力してきた。

一方、三菱商事は、小売業界のみならず、食品流通における川上・川中・川下の各領域において、グループ企業や取引先を持ち、その知見やネットワークは国内屈指のものだという。

今回の資本業務提携は、両社の強みを組み合わせて小売業界の変革や社会課題の解決を共に実現すべく、第三者割当増資によりSENSY株式を三菱商事が一部保有し、共同でソリューション開発や事業推進のためのプロジェクトチーム組成などを通じて、中長期的な協業関係を構築することを目的としている。

関連URL

SENSY  

関連記事

注目記事

  1. 2024-7-25

    ロボットバンク、【追従機能付き】自律走行搬送ロボットを発表

    ロボットバンクは24日、追従機能付きの自律走行搬送ロボットの販売開始を発表致した。 本製品は、…
  2. 2024-7-25

    DNP、全国の自治体が共同で利用可能な「メタバース役所」の提供を開始

    大日本印刷(DNP)は24日、生活者が自治体の各種サービスをインターネット上の仮想空間・メタバースで…
  3. 2024-7-19

    人機一体、直感的な操作システム搭載人型重機が JR西日本の鉄道設備メンテナンスに導入

    人機一体は17日、同社のロボット工学技術が搭載された初めての製品となる「多機能鉄道重機」が、7 月か…
  4. 2024-7-17

    順天堂大学、AIを用いた脳容積解析ソフトウェアを開発

    順天堂は16日、順天堂大学保健医療学部診療放射線学科の後藤政実 先任准教授、京極伸介 教授、代田浩之…
  5. 2024-7-12

    生成AIによるオススメフォントのアドバイスサービス「DynaGPT」リリース記念キャンペーン

    主に文字フォント開発、およびその関連製品の開発・販売・保守を行う、ダイナコムウェアは、生成AIによる…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る